【Horizon8がGA】vSAN、v4Hは使えるのか?主なパッケージ変更点を解説します

 

こんにちは、ITママです。先日、出産祝いの内祝いとして「高級はちみつ」をいただきました。自分では買わない、けれど、人からもらうと妙に嬉しいものトップ3に入る商品だと思います。あとは海苔。

 

今回は、8/11にGAされたHorizon8の2つの主な変更点をお伝えします。

削除される製品や機能が結構あるので、「結局なにが変わったの?」という人はぜひチェックしてください。

 

Horizon8における変更点

大きくわけて2つ変更点があります。

 

①Horizonのパッケージから削除される「製品」がある

以下削除される製品

・vSAN

・vRealize Operations for Horizon(v4H)

・Fusion

②Horizonから削除される「機能」がある

以下削除される機能

 

※Horizon8 2006以降で削除(Horizon 8 2006、Horizon 7.13及びそれ以前のバージョンではサポート)

・Linked Clones 
・Persistent Disk
・Persona Management
・Just-in-time Management Platform(JMP)サーバ
Flex管理コンソール

 

※Horizon8 2006以降で削除(Horizon 7.13及びそれ以前のバージョンでサポート)
・仮想デスクトップとして、Windows 7Windows 8、Windows Server 2008R2、2012のサポートの廃止
・ThinPrint
・Security Server

 

リンククローンで展開している人も多いのではないでしょうか?Horizon8 2006以降のバージョンでは利用できなくなるので、インスタントクローンで展開する必要があります。

 

vSAN継続利用は可能

Horizon7を既に保持している場合、以下の2つの方法でvSANを継続して利用することが可能です。

①Horizon7を継続利用する

②Horizon8にUpgradeする

 

また、SnSサブスクリプションサービス)においても、契約期間中はvSANをサポート対象としています。

 

ただし、Horizon のSnS更新をする場合、注意が必要です。前述のとおり、vSANはHorizonのパッケージからは削除されているため、更新時はSnSが含まれていません。vSAN for DesktopsSnS更新をする必要があります。

※vSANのSnS更新をしなくても継続利用は可能ですが、サポートへの問い合わせやバージョンアップグレードができなくなるので、注意しましょう。

 

v4Hの監視ツールには、別製品が推奨されている

v4Hはサポート終了となるため、Horizon8では利用できません。代わりに、ControlUpという監視ツールの利用が推奨されています。ControlUpについては、また別記事で紹介したいと思います。

 

サポート終了する製品もあるので、早め早めに対策をしておきましょう。